アーユルヴェーダのオイルトリートメントのアビヤンガについて語ります！

久しぶりのブログになってしまいました。
当初の勢いはどこへ？笑
あの暑い日々にもちあわせていたブログへの熱意は夏の暑さと共に消えたわけではありません！！

今日はこの寒い冬に熱く書きますよ！
なんてったって今日の話題はオイル！！
アーユルヴェーダといえばオイル！！！

「どんなにカチコチに硬くなった木片でもオイルと熱によって柔らかなくならないものはない。」

アーユルヴェーダの聖典にあるその言葉の通り、カチコチになった身体が温かいたっぷりのオイルをかけてもらった瞬間に身体の力みが一気にぬけて緩むこの感覚はアビヤンガでしか感じたことはありません。
アーユルヴェーダに出会う前はどちらかというと、わたしの中でオイルは避けるべきものだったかもしれない。

でもアーユルヴェーダに出会ってからはオイルの虜。

オイルの良さってすごい！
オイルの印象は一変しました。

まさしく「不調にはオイル」「老いにはオイル」って本気で思ってて、口癖のように言ってる。
家族や友人、知人から不調の話を聞けば、すぐにオイルを勧めるオイル信者です。

そんな私だから一人でも多くの不調のある方にオイルの良さを伝えたい、拡めたいと本気で思っています！！

今日はこのオイル信者がこの熱量でアビヤンガについて書きます！（ちょっとうざいかな？）

アビヤンガが必要な方

皆さんも年齢を重ねるにつれてこんなこと感じていませんか？

関節の動きが鈍く・痛みを感じる（錆び付いたドアのようなイメージ）
便秘がちで、出たとしてもコロコロうんち、すっきりしない
疲れが取れずに体が思うように動かないから、いろいろ楽しくない
頭がソワソワしてよく眠れない、眠りが浅くなった
空虚感に襲われて、満たされていない感じがする
最近乾燥が進み、肌はカサカサ、シワっぽくなり、老いを感じる
身体の芯まで冷えていてなかなか温まらない、そしてまたすぐ冷える

はい、そんなあなたはオイル必要です！！！

アビヤンガのトリートメントについて

まずこのアビヤンガですが、どんな感じかというと・・・

温かい（少し熱め）たっぷりな量のオイルを身体全体に擦り込んでいきます。
手の先から足の先までを悪いものを排泄させるように適度な圧をかけながらマッサージしていきます。

皮膚の表面に温かいオイルを塗って筋肉が緩んで気持ち良いのはもちろんですが、だったらお風呂で良いじゃん。
だったら他のオイルトリートメントでも良いじゃん。
ってなるんですが、それだけじゃないんです！！
それ以上の働きも期待できるのがアビヤンガなんです！

アビヤンガではたっぷりの温かいオイルを身体全体に擦り込ませるようにして、塗り込んでいきます。
身体にある極小さな穴にオイルを入り込ませます。
そうすることによって皮膚からのオイルの成分が身体の中にまで染み込み働くのです。

そしてマッサージした後、しっかりと発汗していきます！
この発汗が大切！！オイルの成分が汗をかくことで身体の中に浸透しやすく、働きやすくなります！

このオイルの成分が身体の中を通り、身体を滋養し、必要な生命力を与えます。
油分で身体の中にまで柔らかさを与え、潤いを与える、そして必要な部分に強さを与える。
そして身体の不要なものを排泄させるように働きかける作用があり、汗や尿、便で悪いものを排泄させる力をサポートしていきます。

だからオイルの品質や性質がとても重要だと思っています。
アーユルヴェーダは5000年も続く歴史があると言われており、今も尚、インドやスリランカでは主要な医療として支持され、ここ日本でも予防医療やQOL(＝Quality Of Life／生活の質）をあげる補完医療として注目が高まっているのです。
古い歴史があるということ、そしてその間多くの人に指示され続け、使用し続けられ、検証され続けてある医療であるということ。

その医療の智慧を元に考えられているアーユルヴェーダのオイル。
これを使用することが重要ということです。

そしてそれぞれのオイルに加わる薬草の効果。

女性のホルモンバランスを整える働きのある薬草
痛みや硬さを取り除く働きのある薬草
アーユルヴェーダの考え方であるトリドーシャ（ヴァータ、ピッタ、カパ）のバランスを整える働きのある薬草
脂肪に働きかける薬草などなど。

その方に合わせたオイルを使用することで、素晴らしい効能を見せてくれます。
ぜひ一度アビヤンガお試しいただきたいです！！