無意識に起こるネガティブな思考は意識して鎮めましょう

ネガティブな思考に頭を占領されることありませんか?
何だか明るく考えられない、この鬱々とした気分どうにかならないのか・・・
つらいですよね。
「心は波のようなもの」ヨガでも良く例えられますが、これが続くと嫌になります。


さて、このネガティブな考えについてですが、
ネガティブなことを考えるのはあなたが暗いからではありません。
基本的に人間はリスクを回避するためいろいろな心配をし、ネガティブなことを考えます。
そして危険が起きないように備えます。

リスク管理は人間にとって大切な機能。
危険から身を守る、生命維持のためには必要な機能です。

でもこの機能はほぼ自動運転。
私たちは無意識にしているので、自動運転をちゃんと制御しておかないと大変なこともあるんです。

過去の経験からあんなことが起きたことがある。
今回もあんなことが起きるんじゃないか・・
もっとひどいことが起きるかも・・
いやいやこの前ニュースでやっていたこんな怖いことが起きるかもしれない!
いやあーなってこーなってもっとこんなひどいことが起こるかもしれない!!
過去ないくらいの悪いことが起こるかもしれない!!!
あぁ〜!!!!!もうダメだー


って、ミステリー作家並みのストーリーを繰り広げて、危険を避けるために考え得るよくない事をシミュレーションをしていきます。
過去に起きたことが無くても、他の人の体験談だったり、テレビやインターネットの情報だったりからひっぱりだしてきて、あれやこれや無意識に悪いことたりする。
起きてもいないことを、いかにもこれから先に起きることかのようにシミュレーションして不安になる。
頭の中で過去と未来をいったりきたり、まだ起きもしていない心配なこと、不安なことを考えちゃいます。

これ無意識でやっているので、いつでも出来ちゃう。っていうか、勝手にやってる。
ネットサーフィン中、歯を磨いているとき、1人でごはん、お風呂、ボーッとテレビを見ているとき、ベッドに入ったとき。

むしろ半自動でできてしまうことだったら、こんな時も考えているかもしれません。
デスクワーク。
料理、掃除、洗濯などの家事。
歩いている時、電車に乗っている時などの移動中。
運転中。(危険!)
家族の話を聞いている時。(ひどい)
などなど。

そんな頭をザワザワさせるネガティブな思考から脱する方法

その1

まずこのネガティブなことを考えている自分に気づいてください。
で、それを客観的に「今、こんなこと心配してるんだなー」と気付きます。
この気付くことが重要です。

無意識に考えてしまっている自動運転から脱して自分で気付き、それを認識する。
自動運転から自分でコントロールできるようになる。

ネガティブなことを自動に考えることにそれ以上のエネルギーを与えないようにする。
気づかないと考え続けてしまいますよね。
そうするともっと色々なシミュレーションをすることになり、想像力豊かなミステリー作家の私たち人間はどんどん妄想を繰り広げ、気づいた時は本当に起きているかのような臨場感でそれを感じてしまうことになります。

その2

そして「現在実際に起きていること」と「頭の中で考えていること」を切り分けることが大切です。
私たちは起きている事実と自分の考えや思いを合わせて考えがちです。
「現在実際に起きていること」は不安をまとってしまう場合は案外シンプルだったりします。
冷静になりその「事実」について対処方法を検討しましょう。

その3

早めにその思考を一旦止めましょう!
ネガティブな思考は雪だるま式に増えていきます。どうすれば、止められるか。
ぜひ何かに集中してみてください!

何かに集中している状態は頭の中を静かにしてくれます。
自分が好きな集中出来ること、思い浮かぶことがあれば、ぜひそれをやってみてください。

わたしのおすすめはヨガ。

まさしくピッタリ。
私がヨガを始めた当初、驚いた理由はこれでした。
ざわざわいつもうるさい頭の中が静かに鎮まる。静かで幸福な感覚が訪れます。
ヨガの教典でも以下のように言われております。

ヨガとは心の働きを止滅することである

ヨーガ・スートラ 第1章2節

身体の感覚や呼吸に意識を向けることにより、アーサナ一つ一つも瞑想のような働きもあると言われるほど集中します。
その時、無意識に暴れまくる思考を静かに鎮めてくれます。
出来れば慣れるまでは、少人数の対面かオンライン、とにかく強制的に集中できる環境がベターです。

インストラクターのインストラクションに合わせてただ動く。
呼吸に合わせて無心に身体を動かす。
そして自分の身体を呼吸を心を感じる。
難しいアーサナは必要ではなく、ヨガに集中できればその思考は静かにおさまります。
きっとスッキリしてもらえると思います。
ぜひヨガで思考を鎮め、心を軽やかに。感じてみてください。

今日も長いブログを最後までお付き合いいただきありがとうございました。