アーユルヴェーダのドーシャについて
アーユルヴェーダを語る上で避けられないのが、ドーシャ。
ヴァータ、ピッタ、カパです。
サロンに来たときにカウンセリングのときにお話しさせていただくことが多いです。
私のつたない説明でうまくお話しできているかどうか謎なので、ここで一度ブログに投稿をさせていただきます。
アーユルヴェーダでは生命の営みを3つのドーシャ(ここではドーシャ=性質と捉えてください)が支えていると考えられており、3つのドーシャはそれぞれの性質があります。その方が持って産まれた性質から、変化が大きく、どれかのドーシャに偏って増えすぎると、体調に不調として症状が出て来ます。
今日はそのざっくりとした傾向を簡単にお伝えしていこうと思います。
ヴァータ( Vata)風のエネルギー
ヴァータ体質の方は行動的な自由人の方が多く、動きは早く、体型はスリムな方が多い傾向にあります。
ヴァータが増えすぎると起きる代表的な異常としては、皮膚が乾燥してカサカサに、冷えが進み、疲れを感じやすく、こりや痛みを感じやすくなります。ソワソワして落ち着きがなくなったり、思考が止まらなくなったりするのも特徴です。冬に上がりやすいです。
ヴァータが高まりすぎて一番にオススメするセルフケアはスローダウン。
できるだけゆっくりと生活し、ゆっくりとお風呂に入り、温かいものを摂る生活をオススメします。
オイルの3点マッサージもオススメのセルフケアです。
ピッタ(Pitta)火のエネルギー
ピッタ体質の方は完璧主義な方が多く、リーダー気質の方が多い傾向にあります。
ピッタが増えすぎると、イライラしたり、胃が痛くなったりします。そして皮膚に赤いぽちぽちができたりします。
夏に上がりやすい傾向にあります。
ピッタの方にオススメするセルフケアは7割の生活をお勧めします。月光浴をして夜のお散歩もオススメです。
程よく冷ました(熱すぎない)クミンティもオススメです。
カパ(Kapha)水のエネルギー
カパの体質の方は色白でぽっちゃりした体型で、安心感のある穏やかな方が多いです。
カパが増えすぎると鼻水や痰が出て、太りやすく、浮腫みやすくなります。
そんなカパの方にオススメする代表的なセルフケアは運動です!
カパの方はヨガでも動きの多い、少し激し目のヨガがオススメ。
絹手袋で寒風摩擦(=ガルシャナ)を行うこともカパ対策となります。
ご自身で出来るアーユルヴェーダのセルフケア
今回は代表的で、ご自宅でしていただける簡単なセルフケアをお伝えしました。
1ヶ月に一回のトリートメント(よりオイルが必要な方はそれ以上)、そして毎日のセルフケアをYuRuMuではオススメしています。
5000年以上もの間、口伝で伝えられてきている、自然と共に生きるアーユルヴェーダの智慧でご自身に合ったセルフケアができて、免疫力を高め、より生活を楽に、そして毎日を楽しんで送れるように提案していきたいと思います。
サロンやヨガに来た際にご自身の体質やその時に出ている症状について、質問がございましたらぜひお伝えください。
では季節の変わり目、お身体ご自愛くださいませ。